
Construction method 無溶接工法について
「無溶接工法」とは

従来の工法との違い
部分溶接が必要
無溶接(補強筋)工法 | 補強枠に補強筋を溶接固定し、補強筋に主筋を鉄線結束固定する工法。 |
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無溶接(Uボルト)工法 | 補強枠に穴をあけ、Uボルトにて主筋を固定する工法。 しかし、フープ筋の現場製作(溶接)があります。 |
溶接工法 | 補強枠と主筋を直接現場で溶接するもっとも一般的な工法。 |
\無溶接工法はここが違う/
現場溶接が不要
現場内完全無溶接工法 | 補現場構成杭等の鉄筋篭(組立鉄筋)の製作を、無溶接金物、工場製作フープ筋を材料として使用し、 完全無溶接で行う工法です。 |
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「無溶接工法」の6つの特長
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特長 1
品質の向上
鉄筋の性能低下の懸念がある溶接施工と違い、品質を低下させず安定した鉄筋篭を提供することが可能です。
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特長 2
熟練工・資格者が不要
無溶接工法では溶接熟練工、溶接の免許所有者(JIS3801アーク溶接等)、日本溶接協会の溶接管理技術者JISZ3410(ISO14731)/WES8103‐2006が不要です。
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特長 3
より正確な工程管理
天候に左右されることがほとんどなく、決められた工程で作業を進めることができます。
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特長 4
溶接検査が不要
手間のかかる溶接部の検査が不要となり、品質管理の簡略化に貢献します。
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特長 5
安全・省エネ・環境配慮
手間のかかる溶接部の検査が不要となり、品質管理の簡略化に貢献します。
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特長 6
事業領域の拡大
溶接では不可能だった高張力鉄筋、ステンレス鉄筋を用いた場所打ち杭や地中連続壁工事等に使用可能となります。 また一般建築、土木の躯体工事にも無溶接金物の使用が可能です。
「無溶接工法」の6つの性能
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性能 1
無溶接金具の種類が増え、様々なニーズに対応可能になりました。 FBだけでなく、アングルやC形鋼にも対応可能に!
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性能 2
片側フック、片側Uボルト固定にすることで取り付けが素早く簡単に!
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性能 3
専門機関にて強度試験を実施し信頼性を確認済み。
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性能 4
アプセットバット溶接で安定した品質の帯鉄筋の製作が可能に。現場施工が可能となり、施工性がさらにUP!
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性能 5
外側溶接部のこぶ無しも対応可能になりました。
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性能 6
組立治具と補強枠を一体化することによりダブル篭などの施工性が大幅に上がります。
鉄筋かご組立手順
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手順 1
治具・補強枠・フープ筋を架台上に仮置き
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手順 2
専用治具の組立て
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手順 3
主鉄筋3本を治具に乗せフープ筋配置
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手順 4
全ての主鉄筋を配置
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手順 5
無溶接金具で補強枠と主鉄筋固定
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手順 6
補強筋の取付
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手順 7
井桁筋・スペーサー取付
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手順 8
完成
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手順 9
鉄筋篭移動状況